研究課題/領域番号 |
18360299
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
建築史・意匠
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研究機関 | 京都女子大学 |
研究代表者 |
川本 重雄 京都女子大学, 家政学部, 教授 (40175295)
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研究分担者 |
福田 美穂 京都大学, 人文科学研究所, 非常勤講師 (50379046)
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連携研究者 |
福田 美穂 京都大学, 人文科学研究所, 非常勤講師 (50379046)
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研究協力者 |
CHO Jaemo 韓国慶北大学, 工学部, 准教授
PHAN Thanh Hai ベトナムフエ文化財保存センター, 副所長
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研究期間 (年度) |
2006 – 2008
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キーワード | 宮殿 / 儀式 / 京都御所 / アジア / 唐 / 朝鮮王朝 / グェン王朝 |
研究概要 |
日本の宮殿建築の特徴を、そこで開かれた儀式の歴史的変化やアジアの宮殿儀式との比較により解明することを目的として研究を実施した。日本の宮殿儀式が儀式の性格に応じて、大極殿院、豊楽院、武徳殿、内裏、神泉苑を使い分けていたことにまず特徴があること、一方で内裏にそうした儀式が収斂していく傾向も早くからあり、それが内裏正殿である紫宸殿の空間や清凉殿の使い方に強い影響を与えていることなどが明らかにできた。また、古代の宮殿儀式を見ると、中国の影響はあるものの、韓国王朝やベトナムのグェン王朝とは異なり、日本的な要素が実はかなり強いことが確認できた。
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