研究課題
基盤研究(B)
常温・低温かつ常圧で作動する触媒の新たなる体系を作り、その学理の探求、及びこれらを用いた新規反応プロセスの開発といった新たなる領域を開拓することが目的である。これまでの研究で、プラズマ場中での触媒とのシナジーについて、低温化、高活性化を可能にするなど、いくつかの新しい知見を得ることが出来た。また、一方で電場中で触媒が励起され反応するという全く新しい反応概念を提案することが出来た。これは、電場中での触媒作用を開拓する新しい試みである。現在これらをベースに、電場中での触媒がどのような学理によってその機能を発現しうるかについて、さらなる詳細な研究を行っている。これによって、低温廃熱を巧く利用しながら高機能・高活性な触媒を実現することが出来れば、社会に与える影響も大きい。
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