核燃料サイクルにおける次世代の再処理技術としての乾式再処理への期待が大きい。本研究では、使用済燃料中に含まれるアクチニドAn元素、特にプルトニウムPuおよびネプツニウムNpに注目し、溶液中でのAnの溶存状態及び電気化学的特性について調査した。その結果、PuについてPu^<3+>、Pu^<4+>、PuO_2^+、PuO_2^<2+>、NpについてNp^<3+>、Np^<4+>、NpO_2^+として溶存することをスペクトル測定によって確認し、Pu^<4+>|Pu^<3+>、Np^<4+>|Np^<3+>及びNp^<3+>|Npの酸化還元電位を決定することに成功した。
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