研究課題
基盤研究(B)
実験動物としてマウスを用いて、注目する発生現象(未分化幹細胞の維持機構、細胞系譜や胚葉形成などの初期パターン形成機構、神経管形成や軟骨形成などの器官形成機構等)に異常を示す変異体を、表現型を指標に、選定する。同定した変異胚の表現型を形態レベル、細胞レベル及び分子レベルで、詳細に解析することで、異常の原因となっている領域や組織を明らかにする。次に、原因遺伝子の発現解析や相補実験などを行うことで変異原因である遺伝子を決定する。更に、原因遺伝子産物の生化学的な機能と表現型との関係を解明するため、遺伝学的手法や細胞生物学的な解析によって、どのような分子経路を介して、原因遺伝子産物が発生現象に関与しているのかを明らかにする。以上の解析を通じて哺乳動物発生を支配する新規な分子機構を包括的に解明する。
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http://www.med.osaka-u.ac.jp/pub/inst-mch/Byo/Byo.html