研究課題
基盤研究(B)
本研究は,光の非視覚的な作用であるメラトニンの分泌抑制,体内時計の位相調節反応,覚醒反応,体温調節反応,瞳孔調整反応などの個体差およびそれらの関連性を明らかにすることを目的とした.その結果,夜の光曝露に対するメラトニン抑制率の個体差は薄明視の時の瞳孔面積に依存していることが分かった.また,メラトニン抑制率の個体差と位相調節反応の間に高い相関関係があることが分かったが,覚醒度,体温,コルチゾール濃度には有意な光の影響は認められず,メラトニン抑制率の間に有意な相関もなかった.
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