研究概要 |
アサツキとチャイブの後代における最大鱗葉厚を指標とする球根形成指数はアサツキとチャイブ付近にそれぞれピークが出現したが, その中間領域にも多くのBC_1実生が存在したことから, 球根形成には, 複数の遺伝的な要因が関与しているものと思われた. Bulk法を用いた球根形成に関与するマーカーの探索では調査した100プライマーのうち, 9プライマーで球根形成集団と非球根形成集団間で多型が認められ, そのうち, CMN-A71で得られたバンドは, 球根形成に関与する遺伝子の一部もしくは隣接しているすなわち連鎖している可能性が考えられた.
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