研究課題
基盤研究(B)
本研究ではフェロモンに対して非常に敏感に反応するカイコガの匂い受容系をモデルにして、フェロモン刺激を電気信号の変化として捉えられるシステムの構築を目指した。このシステムは昆虫の機能解明だけでなく高感度なバイオセンサとしての利用も期待された。その実現のためカイコガの触角中の生体組織と似た構造を人工的に作り、生体膜表面で起こる反応を電気信号として検出するシステムを作成した。またシステムの高感度化に向け、フェロモンを感じる物質(レセプタ)を培養細胞で大量に生産することに成功した。
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IEEJ Transactions on Sensors and Micromachines vol.129, no.11(in press)
Ceramic Data Book vol.34
ページ: 197