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2007 年度 実績報告書

カレアラクトンAによる前駆脂肪細胞分化誘導阻害機構の解明

研究課題

研究課題/領域番号 18380075
研究機関岡山理科大学

研究代表者

松浦 信康  岡山理科大学, 理学部, 講師 (60281250)

キーワードカレアラクトンA / 阻害剤 / 前駆脂肪細胞 / 3T3-L1 / 阻害機構
研究概要

カレアラクトンAによる前駆脂肪細胞分化誘導阻害機構解明を行うにあたり、標的因子探索ツールの調製を行った。標的探索ツールとしては、アガロース支持体にリンカーを結合させ、さらにその先端に、光反応性を有するジアジリン基を導入し、そこにカレアラクトンAを固定するものである。実際の調製方法は、trifluoromethyldiazirinyl benzoic acidとN-tert-butoxycarbonylethylenedioxy-bis(ethylamine)をdimethylaminopyridine,dimethylaminopropy1-ethylcarbodiimidb存在下縮合後、trifluoro acetic acidを用いてbutoxycarbonyl基を除去した。さちにNaHCO_3溶液中succinimidy基を有するアガロース担体とカップリングずることにより、フォトアフィニティーリンカーを請製した。調製したフォトアフィニティーリンカーにカレナラクトシAを紫外線照射により固定することにより、標的因子探索ツールを調製した。得られた探索ツールを前駆脂肪細胞抽出液に添加し、結合タンパク質をSDS-PAGEにて分離し、銀染色を行うことにより検出を行った。
その結果、カレアラクトンAに特異的に結合すると思われるタンパク質のバンドを検出した。
今後、検出されたバンドの分子量解析を行っていく予定である。

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公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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