研究概要 |
(1)ファージディスプレイ法で同定したソバ主要アレルゲンで2Sアルブミンである16-kDaタンパク質(BWp16)の、エピトープの候補領域を確認した。 (2)くるみ及びダイズの主要アレルゲン,2Sアルブミン及びGlymBd30kの単離を行い,エピトープ解析に供した. (3)バイオインフォマティクス手法による既知のアレルゲンに特徴的なアレルゲンユニーク断片(AUF)のインデックスを用いたアレルゲンエピトープ予測法に関して、タンパク質立体構造の揺らぎ(配列の動的構造)B因子,並びに抗体との結合部の確率を併用することで、アレルゲンエピトープ予測の精度の上昇が確認された。
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