研究課題
基盤研究(B)
黄色ブドウ球菌放出病原プロテアーゼstaphopain A とBの立体構造に基づいて活性中心部の鍵穴に当てはまる化学物質を30万種類程度の試薬リストからコンピュータを使ってドッキング計算より選出し、阻害効果を調べた。Staphopain BについてはKi値が数10μM程度の阻害物質しか得られなかったが、Aに対して最も強い阻害効果をもつchemical #11は、Ki値1.3μMで拮抗型阻害を示し、本菌敗血性ショック発症に直結するstaphopain Aの血管漏出作用を20 μM でほぼ完全に抑制した。さらに他の細菌や細胞、血漿由来のプロテアーゼに対してもその種類や基質特異性とは無関係に阻害効果がみられたことから、プロテアーゼが関係する疾患への治療を含めた多方面への応用性が示唆された。
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