研究課題
基盤研究(B)
ラット骨髄から採取した間葉系幹細胞(MSC)をベクターとする単純ヘルペスチミジンキナーゼ(HSVtk)/ガンシクロビル(GCV)自殺遺伝子療法の効果を検討した。HSVtk遺伝子を導入したMSC(MSCtk)とラットC6グリオーマ細胞の間には強力なバイスタンダー効果が確認された。ラット脳内腫瘍モデルおよび髄液播種モデルに対し、MSCtk細胞の腫瘍内または髄腔内投与とGCVの腹腔内投与により有意な腫瘍増殖の抑制と担癌ラットの生存期間の延長が見られた。以上よりMSCtk細胞を用いた遺伝子治療の有用性が示された。
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