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2008 年度 実績報告書

骨特異的新規分泌タンパクHA4の基礎研究および臨床応用

研究課題

研究課題/領域番号 18390413
研究機関京都大学

研究代表者

秋山 治彦  京都大学, 医学研究科, 准教授 (60402830)

キーワードHA / 新規分泌蛋白質 / 骨特異的 / ノックアウトマウス / トランスジェニックマウス
研究概要

HA4 recombinantタンパク質を用いてマウスを免疫し脾臓を取り出し、脾細胞とミエローマ細胞を細胞融合させハイブリドーマを作製し、HAT選択を施行した。20個のハイブリドーマの抗体産生能をその培養上清を採取しELISAで確認した後、ウエスタンブロット解析でrecombinantタンパクを検出できるかどうかでスクリーニングし、高い抗体産生能を認めた5個のハイブリドーマを限界希釈法でクローニングし、それぞれの抗体産生能を同様にウエスタンブロット法で確認した。
5種類のモノクローナル抗体より2個ずつを選び、HA4 recombinantタンパク質を用いてサンドイッチELISAの予備実験を行った。一方の抗体をビオチン標識したのちサンドイッチELISAを行ったが、どの組み合わせにおいてもHA4 recombinantタンパク質の特異的検出感度が低く、実用に耐えるものではなかったため、市販のHA4(Cthrc 1と同一のタンパク質であった)ポリクローナル抗体とビオチン標識モノクローナル抗体を用いてサンドイッチELISAを施行したところ、ng/mlオーダーの検出感度でHA4タンパク質を検出する事が可能であった。現在、野生型マウス、HA4ノックアウトマウス(ネガティブコントロールとして)およびHA4トランスジェニックマウスの血清を採取し、血清中のHA4濃度を測定するための予備実験を実施しているところである。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2008

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (2件)

  • [雑誌論文] Cthrcl is a positive regulator of osteoblastic bone formation.2008

    • 著者名/発表者名
      Kimura H, Kwan KM, Zhang Z, Deng JM, Darnay BG, Behringer RR, Nakamura T, de Crorabrugghe B. Akiyama H.
    • 雑誌名

      PLoS ONE 3

      ページ: e3174

    • 査読あり
  • [学会発表] 生後の骨量調節における遺伝子HA4の解析2008

    • 著者名/発表者名
      木村浩明、秋山治彦、金永優、小田竜治、添田恒光、村尾浩樹、中村孝志
    • 学会等名
      第26回日本骨代謝学会学術集会
    • 発表場所
      大阪
    • 年月日
      2008-10-29
  • [学会発表] 遺伝子HA4は骨芽細胞性骨形成を促進することにより生後骨量を増加させる2008

    • 著者名/発表者名
      木村浩明、秋山治彦、小田竜治、金永優、添田恒光
    • 学会等名
      第23回日本整形外科学会基礎学術集会
    • 発表場所
      京都
    • 年月日
      2008-10-23

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公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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