(1)骨・骨髄損傷マウスモデルと損傷部修復の経時的変化を骨形態計測から明らかにする。 (2)骨・骨髄再構築における骨形成と血管形成に関わる遺伝子発現の経時的変化をリアルタイムRT-PCRから明らかにする。局在については、免疫染色とin situ hybridizationを用いて明らかにする。 (3)VEGF受容体ノックアウトマウスを用いて実験を行う。VEGF受容体ノックアウトマウスの骨代謝動態を調べる。また、このマウスを用いて骨・骨髄損傷モデルを作成し、損傷部の骨再構築が遅延するか否かを明らかにする。 (4)骨代謝におけるPECAM-1の役割を明らかにする。血管内皮細胞から産生されるPECAM-1のシグナルがブロックされることにより骨芽細胞分化が障害されるか否かを明らかにする。
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