研究課題
基盤研究(B)
VEGF(vascular endothelial growth factor)受容体であるflt-1のtyrosine kinase domainを欠損させたノックアウトマウスは、骨芽細胞分化が障害され、骨・骨髄損傷部の修復が遅延した。また、骨芽細胞のアルカリフォスファターゼ産生は、血管内皮細胞と共存培養することで亢進し、この亢進はPECAM-1(platelet endothelial cell adhesion molecule-1)抗体により用量依存性に抑制された。これらのことから、骨・骨髄損傷後の骨の再生過程において、血管系因子(VEGFやPECAM-1)が骨芽細胞分化を促進することを本研究により明らかにした。
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