研究課題
基盤研究(B)
嗅神経細胞の障害による嗅覚障害の新たな治療法開発を目指して、嗅神経細胞の再生における分子機構の解明を進めるとともに、様々な再生医療の可能性を検討した。分子機構解明の研究では、DNA マイクロアレイを用いて、嗅上皮の再生過程における遺伝子発現を解析。新規遺伝子Fezf1 が嗅上皮内での嗅神経細胞の配列に重要であることを示した。治療法についての研究では、アデノウイルスベクターが嗅神経細胞のみならず、嗅球への遺伝子産物導入にも有効であることを示し、Cre/loxP システムを用いて、Bcl2 遺伝子の導入により、嗅神経細胞のアポトーシスを抑制できることを示した。更に、bFGF の鼻腔内局所投与により、嗅神経細胞の前駆細胞である球状基底細胞の増殖をみること、骨髄間質幹細胞を鼻腔内に直接投与することにより、嗅上皮内に移植することができることを示した。
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