研究課題
基盤研究(B)
高齢化社会を迎え、抜歯を余儀なくされた人々や、骨粗鬆症・骨欠損に悩む人々にとって硬組織の再建・再生は重要な課題である。本研究では、歯槽骨の速やかな再建・再生促進を目指し、従来、腰が弱く収縮し易かったスポンジ材料の欠点を克服するため、炭酸アパタイトを含有した適度な機械的強度を有する歯槽骨再生スカフォールドを開発する。特に、(1) 炭酸アパタイト・コラーゲン複合体への組織再生因子の付与と (2) 複合体に代謝性且つ適度な機械的強度と弾力性を有するスカフォールドの開発との2 点に焦点を当てる。この過程で、各機能性骨形成因子の化学修飾の有効性と作用機序を明らかにするとともに、口腔機能の完全回復を目指す。
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