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2007 年度 実績報告書

酸化ストレスタンパク質コンディショナルノックアウトマウスを用いた口腔病変の解析

研究課題

研究課題/領域番号 18390534
研究機関筑波大学

研究代表者

吉田 広  筑波大学, 大学院・人間総合科学研究科, 教授 (80014330)

研究分担者 石井 哲郎  筑波大学, 大学院・人間総合科学研究科, 教授 (20111370)
柳川 徹  筑波大学, 大学院・人間総合科学研究科, 講師 (10312852)
キーワードA170 / Peroxiredoxin I / 酸化ストレスタンパク質 / p62
研究概要

1.A170遺伝子コンディッショナルノックアウトマウスの制作
前年度にLoxPサイトを入れたES細胞の選択まで行ったが、このES細胞はプロモーター領域が不良のためコンディショナルノックアウトにならないことが判明し、再度、ターゲッティングベクターから設計をし直し実験を繰り返した。内容としては、
1)LoxPサイトを挿入したターゲッティングベクター(LoxPサイトを5'UTRとA170遺伝子の第1エクソンの後方に挿入し、その後方にFRTで挟んだNeo遺伝子を挿入したターゲッティングベクター)制作し、2)エレクトロポレーション法でC57BL/6由来ES細胞に遺伝子導入し、3)PCRとサザンブロッティングによりES細胞をスクリーニングし、4)ES細胞のブラストシストインジェクションによりキメラマウス作成し、5)LoxPマウスのヘテロが制作された。6)現在FRTにFlipトランスジェニックマウスを掛け合わせてFRTで挟まれたNeo遺伝子部分を欠失させている最中である。
2.nul1ノックアウトマウスの解析
ノックアウトマウスの制作の間の時間を利用して、酸化ストレスタンパク質nullのノックアウトマウスの解析を行った。
1)A170(=p62)はLCIIIと相互作用をおこない、選択的オートファジーを媒介する重要な因子である事を見出し、A170遺伝子ノックアウトマウスを用いて証明した。
2)PrxI遺伝子ノックアウトマウスの酸化ストレス防御能低下のフェノタイプを検索するために、PrxI遺伝子ノックアウトマウス由来のMEF細胞に対し各種濃度のシスプラチンを投与し、MTTアッセイをおこなって死滅曲線を作りシスプラチン感受性をみたところ、PrxIノックアウト細胞では抵抗性が落ちていた。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2007

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件)

  • [雑誌論文] Homeostatic levels of p62 control cytoplasmic inclusion body formation in autophagy-deficient mice.2007

    • 著者名/発表者名
      Komatsu M, et. al.
    • 雑誌名

      Cell 131

      ページ: 149-63

    • 査読あり

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公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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