研究課題
基盤研究(B)
本研究では、研究期間を最長の4年とし、期間内に1000 例規模のサンプリングを行い口腔がんで高率に検出しているp16^(INKA4)、MGMT 遺伝子プロモーター領域のメチル化異常を検索し、(1) ヒト口腔がんおよび周囲健常部におけるメチル化異常の頻度(2) ヒト白板症・扁平苔癬におけるメチル化異常の頻度(3) ヒト口腔粘膜の加齢・生活習慣によるメチル化異常の頻度を明らかとする。また、この結果を生活基本情報・臨床所見と照らし合わせて評価・検討し、(1) ヒト口腔がん発生に於けるメチル化異常の関連・意義(2) ヒト口腔発がんリスク・予後予測の指標としてのメチル化異常の意義(3) ヒト口腔粘膜病変(口腔がん以外)におけるメチル化異常の意義(4) 生活習慣・加齢がヒト口腔粘膜のメチル化異常に及ぼす影響を解明する。
すべて 2008
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