研究課題
基盤研究(B)
本研究では、離乳後に固形飼料と液状飼料でそれぞれ飼育したマウスの咀嚼機能の変化を解析し、軟食化が咀嚼機能の発達を妨げるという仮説を検証した。軟食を日常摂取すると、吸啜から咀嚼への転換は行われるものの、顎口腔機能を司る中枢機構の発達が阻害される可能性が示唆された。また、歯のないマウスを用いて、歯および歯根膜の存在が咀嚼機能の発達にどのような役割を果たすかを検証した。歯根膜機械受容器からの入力が閉口筋活動の末梢性調節に重要な役割を果たしており、適度な食刺激が正常な咀嚼機能の獲得をもたらすと考えられた。
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