本研究は予防支援が必要な在宅虚弱高齢者のスクリーニング方法を検討し、予防訪問プログラムの開発と評価を行うことを目的としている。 1) スクリーニング方法の検討 (1) 介護認定をうけていない独居高齢者を対象にある地域で悉皆調査を実施し、介護予防事業対象者把握における基本チェックリストと地域看護職の判断との内容を比較する。 (2) 要支援と認定された在宅虚弱高齢者のうち、介護保険サービス利用者と未利用者の身体・心理・社会的特徴を検討する。 2) 予防訪問プログラムの開発と評価 在宅虚弱高齢者のための予防訪問プログラムを開発し、無作為化比較試験により、予防訪問プログラムについて、高齢者の身体心理社会的側面から評価を行う。
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