| 研究課題/領域番号 |
18390607
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| 研究機関 | 聖路加看護大学 |
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研究代表者 |
梶井 文子 聖路加看護大学, 看護学部, 講師 (40349171)
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| 研究分担者 |
亀井 智子 聖路加看護大学, 看護学部, 助教授 (80238443)
山田 艶子 聖路加看護大学, 看護学部, 助手 (00290057)
新野 直明 桜美林大学, 国際学研究科, 教授 (40201686)
神山 裕美 山梨県立大学, 人間福祉学部, 助教授 (80339473)
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| キーワード | 認知症 / 高齢者 / 学際的チームアプローチ / ケアの質 / 評価システム |
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| 研究概要 |
研究の目的
本研究の目的は、在宅ならびに各施設で生活する認知症高齢者に対して、学際的チームアプローチ(多職種等)によって提供する際のケアの質に焦点をあて、認知症高齢者の学際的チームアプローチのケアの質を管理する方法を具体化すること、また評価方法を明確化して、その普及をはかるためのWebシステムを開発し、認知症高齢者への専門職種ごとのケア内容とケア方法の標準化をはかることである。認知症高齢者のケアを行う多職種ケアチームメンバーが、いつでもどこからでもインターネットを通じて、自らのチームアプローチの内容を継続的に評価できること、つまり認知症高齢者を中心としたケアの質の向上を図ることを目指すものである。
平成18年度は、学際的専門職と介護者等が適時評価項目のデータ入力とモニタリングを行うことができることを目的とした、PCサーバWebシステムにおける評価項目へのデータ入力・表示、解析用データのダウンロード機能を含む基礎システムの構築を行った。具体的には、専用サーバに、既に開発した「在宅認知症高齢者の学際的チームアプローチに関するケアの質評価方法」の評価枠組みならびに項目を組み込み、システム利用者(ケア提供者:学際的専門職と介護者等)の権限に応じたデータの操作・閲覧範囲の制限ならびに必要情報のみのアクセスに限定し、Web上からデータを登録・修正・削除・検索閲覧が可能となるシステムを作成した。さらに学内分担研究者によって試験運用前のWebシステムの試行と修正箇所の点検ならびに修正を行った。
今後、認知症高齢者(ケア対象者)1名にっき5〜6名程度のシステム利用者(ケア提供者:学際的専門職と介護者等)による約5学際的チームを対象に、上記の試験運用を実施し検証予定である。
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