研究課題
基盤研究(B)
本研究は、中国江蘇省で発掘調査された泗水王陵出土の水浸木製文物の保存について、糖アルコール含浸法を適用しながら、中国への本格的な技術移転を行った。泗水王陵出土文物の大半は日本では経験の無い著しく劣化した桐材であったので、中国側の研究協力者との情報交換や研究協力を進めながら、日本で開発した含浸装置や乾燥装置を中国で製作して導入することを含めて、文化財の保存処理技術を中国に技術移転することに努めた。その結果、南京博物院では桐材に適用して、独自に保存処理を実施できるところまで技術移転を果たした。
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