研究課題/領域番号 |
18401008
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
藤巻 正己 立命館大学, 文学部, 教授 (60131603)
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研究分担者 |
江口 信清 立命館大学, 文学部, 教授 (90185108)
生田 真人 立命館大学, 文学部, 教授 (40137021)
平戸 幹夫 拓殖大学, 政経学部, 教授 (10083180)
山下 清海 筑波大学, 生命環境科学研究科, 教授 (00166662)
祖田 亮次 北海道大学, 文学研究科, 准教授 (30325138)
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キーワード | マレーシア / 貧困問題 / エスニックマイノリティ / 地域開発 / ツーリズム / 社会経済地図 / GIS |
研究概要 |
1.マレーシア各地において、研究組織メンバーは7〜8月あるいは12月下旬に補完調査を遂行し、その成果を下記の研究集会や報告書などのかたちで発信できた。 2.公開国際シンポジウムの開催 11月1・2日/立命館大学/テーマ「社会的弱者の観光を通じての自立と自律」。基盤研究(A)「社会的弱者と観光のグローバライゼーションに関する地域間比較研究」(課題番号18251005、研究代表者:江口信清)の研究グループとともに共同開催した。 3.研究成果報告書の刊行 マレーシア各地における貧困問題の地域的・民集団的多様性にかかわる地誌的記述を試みた報告書(180頁:2009年3月30日発行)を刊行。内容構成は次の通り。第1章マレーシアにおける貧困問題の地域的・民族集団的多様性(藤巻正己)、第2章マレーシアにおける貧困撲滅戦略と開発政策(生田真人)、第3章クアラルンプルのアンダークラス(藤巻正己)、第4章クアラルンプルのチャイナタウンの伝統と変容(山下清海)、第5章The Chinese New Villages in Malaysia (Voon, Phin Keong)、第6章マラッカのポルトガル系住民のエスニック・アイデンティティと文化の維持は可能か(江口信清)、第7章マレーシア・パハン州ジュンカ地区のインドネシア人労働者(平戸幹夫)、第8章パハン州スククにおける村の地誌と刺網漁業者の経済生態(田和正孝)、第9章The Distribution of Population and Socio-Economic Condition In East Malaysia, Sarawak (Tarmiji Masron & FUJIMAKI Masami)、第10章サラワク州ジュラロン川流域における民族間関係(祖田亮次)
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