研究課題
基盤研究(B)
研究の目的は、北京と天津を中心とした華北地域における復活した廟会およびそこに参拝する民間の祭祀・芸能集団の組織としての実態を調査し、その現代的意義について明らかにすること。同時に組織の活動基盤にある碧霞元君と媽祖への女神信仰の諸相を調べ、組織活動のなかでの信仰の位置づけをすることにある。調査対象は北京では妙峰山と=髻山の定期廟会および春節(旧正月)の廟会と各組織の活動、天津では媽祖文化節と天后宮の「皇会」組織活動である。方法としては、以下の5点を中心とした。
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櫻井龍彦・尚潔・王利文編著『天津皇会与民間祭祀・芸能組織的調査記録』
ページ: 258-269
名古屋大学中国語学文学論集 20
ページ: 29-62
中国学の十字路-加地伸行博士古稀記念論集
ページ: 524-538
中華媽祖文化学術論壇論文集
ページ: 28-33