研究課題/領域番号 |
18401018
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研究機関 | 北海道開拓記念館 |
研究代表者 |
寺林 伸明 北海道開拓記念館, 学芸部, 研究員 (80172104)
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研究分担者 |
白木澤 旭児 北海道大学, 大学院・文学研究科, 教授 (10206287)
三浦 泰之 北海道開拓記念館, 学芸部, 研究員 (50300843)
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キーワード | 日中戦争 / 中国東北農民 / 日本人「開拓団」 / 残留帰国者 / 戦後開拓 |
研究概要 |
4ヶ年計画の2年目として、前年度に協力を要請した黒竜江省社会科学院歴史研究所の辛培林研究員、吉林省社会科学院東北淪陥十四年史編委会の孫継武、孫継英、李茂傑、鄭敏の各研究員ら計5名を、8月2〜9日山形市・札幌市に招聘し、山形大学、北海道大学、北海道立文書館の文献調査をした。あわせて8月5日北海道開拓記念館において孫継武、寺林の講演会「中国東北地域における日本移民の歴史調査について」、8月7日北海道大学において辛培林、白木澤、竹野学の講演会「日中両国における中国東北地域史研究の現状と課題」を、それぞれ開催した。なお、北大の殖民学について研究している札幌医科大学講師の竹野氏には、本研究に参加を要請し、承諾を得た。 中国調査は9月17〜27日、哈爾浜での文献調査と、寧安市・鏡泊郷での取材調査を中心におこない、招聘研究者に研究協力が可能な若手研究者を紹介してもらった。 11月27日かでる2・7、3月20日北大において研究会を開催し、各メンバーの研究状況、収集資料・情報について報告をおこなった。 3月、18年度より継続している八紘開拓団関係者の取材調査を実施した。
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