研究課題/領域番号 |
18401024
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
李 成市 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (30242374)
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研究分担者 |
李 成市 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (30242374)
平川 南 国立歴史民俗博物館, 館長 (90156654)
三上 喜孝 山形大学, 人文学部, 准教授 (10331290)
安部 聡一郎 金沢大学, 文学部, 准教授 (10345647)
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キーワード | 古代朝鮮 / 新羅 / 百済 / 木簡 / 出土文字資料 / 東アジア |
研究概要 |
○9月5〜8日 国立昌原文化財研究所において、2002年度に出土した咸安・城山山城木簡の調査をおこない、釈文の確定と製作技法の推定をおこなった。また、2004年から4年間にわたる共同研究の成果について協議し、資料集の編集作業、および成果発表シンポジウムの企画案作成を行う。 ○12月13〜15日 2007年度咸安・城山山城発掘に関する現地説明会に参加し、新たに出土した70点あまりの木簡の出土状況について説明を受け、関係者と出土木簡の釈文を検討する。 なお12月14日には、4年間の共同研究の成果に関するシンポジウム『咸安城山山城出土木簡の意義』を昌原大学において共同で開催し、研究分担者の安部聡一郎が「中国出土簡牘との比較研究」、三上喜孝が「日本古代木簡との比較研究」を、また研究協力者の橋本繁が「咸安城山山城木簡の製作技法」について報告し、参席した研究者と報告に基づく討論を行う。 ○1月25日 2007年度出土木簡の釈文の検討及び成果発表シンポジウムの総括、共同研究報告書の最終点検を行う。 ○3月5〜8日 国立加耶(昌原より改名)文化財研究所において、2006年に出土した約30点、2007年に出土した約70点、計100点の城山山城木簡を調査し、釈文の検討をおこなう。また、4年間の共同研究の成果を収めた報告書を2008年度に日本において刊行することを協議し、方針を決定する。
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