研究課題/領域番号 |
18402014
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
眞柄 秀子 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (50219292)
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研究分担者 |
井戸 正伸 早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 教授 (00232497)
新川 敏光 京都大学, 法学研究科, 教授 (30216212)
鈴木 基史 京都大学, 法学研究科, 教授 (00278780)
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キーワード | 比較政治 / 政党政治 / イタリア政治経済 / 日本政治経済 / コーポレイト・ガヴァナンス / EU / 構造改革 |
研究概要 |
「構造改革の日伊比較研究」の3年目である2008年度には、2007年度に早稲田大学で実施した国際シンポジウムの成果を前提に、2008年4月28日にミラノ大学において、国際研究集会を実施し、ダニエーレ・サッキミラノ大学政治経済学部長の挨拶およびイントロダクションの後に、下記の研究が報告された。 (1)ミケーレ・サルヴァーティ教授(ミラノ大学)「イタリアの構造改革と政治経済の変化」、 (2)マッシモ・フローリオ教授(ミラノ大学)「イタリアとEUにおける民営化と産業ネットワーク」、 (3)ロナルド・ドーア教授(LSE-CEP)「日本におけるコーポレイト・ガヴァナンスの変化」 (4)アントニオ・キエージ教授(ミラノ大学)「イタリアのコーポレイト・ガヴァナンスと企業所有」 (5)眞柄秀子(早稲田大学)「日本とイタリアにおける構造改革:その比較」 討論には、鈴木基史教授(京都大学)、井戸正伸教授(早稲田大学)、C.フィリッピーニ教授(ボッコーニ大学)、P.セガッティ教授(ミラノ大学)、S.サッキ教授(ミラノ大学)、M.フェッレーラ教授(ボッコーニ大学)らも加わり、活発に質疑応答が展開された。さらに研究代表者・眞柄の司会のもとに、今後の研究の方向性や最終研究成果の公表方法等について日伊双方の参加者全員が協議した。上記会議の合意に基づき、各自、2009年度の最終国際シンポジウムに向けて、イントロダクション、労働市場政策、政党再編、福祉政策、コーポレイト・ガヴァナンス、財政政策、結論に関して、それぞれ担当分野の研究を進めている。
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