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2006 年度 実績報告書

若者のキャリア形成過程におけるジェンダー格差の国際比較-労働、教育、家族政策より

研究課題

研究課題/領域番号 18402035
研究機関聖心女子大学

研究代表者

岩上 真珠  聖心女子大学, 文学部, 教授 (70213270)

研究分担者 宮本 みち子  放送大学, 教養学部, 教授 (60110277)
岡本 英雄  上智大学, 総合人間科学部, 教授 (20119126)
土屋 淳二  早稲田大学, 文学学術院, 助教授 (80287937)
大槻 奈巳  聖心女子大学, 文学部, 助教授 (30356133)
渡辺 美穂  独立行政法人国立女性教育会館, 研究国際室, 研究員 (40415352)
キーワード社会学 / ジェンダー / ライフコース / キャリア形成 / 若者 / 政策 / 国際比格 / 格差
研究概要

本研究では、学業を終えた若者が職業を獲得し、社会に適応していく際に、具体的にどのような職業探索活動を展開してキャリア形成を行っているのか、その際に、ジェンダーによる格差がどのように現れるのか、また、そのことは当該社会の構造とどのように連動しているか、ジェンダー格差の解消に向けた取り組みはどのようになされているかについて、イタリア、韓国、イギリス、オランダ、スウェーデンなどと日本を比較し、検討するというものである。
平成18年度は、当初予定では(1)先行研究レビューと調査枠組みの設計、(2)各国のカウンターパートの形成、(3)調査票の作成、を研究実施計画の骨子としていたが、予算規模が申請より縮小されたこと、質問紙調査のサンプリングに当初見込みをはるかに上回る予算の計上を余儀なくされたことをふまえて、当初計画の微修正を行った。その結果、平成18年度は、(2)の海外のカウンターパートの形成に際して調査担当者と打ち合わせを行う規模を大幅に縮小し、(1)および(3)にエフォートを傾注した。
すなわち、(1)毎月1回のペースで共同研究者全員が集まり、研究会(通称CG研)を開いて、先行研究のレビューを行いつつ、調査枠組み設計のための検討会議を定期的に開催した。(2)9月に、イタリアのトレント大学を訪問し、イタリア共同研究者と共同研究のあり方と方法を協議した。(3)質問紙調査票を作成し、国内質問紙調査のためのサンプリングを首都圏にて実施した。
さらにその他に、海外の最新動向を情報として収集するために、研究代表者の岩上と研究協力者が、9月にフランス・マルセイユで開催されたEuropean Research Network on Transition in Youth(国際ワークショップ)に参加して、若者のキャリア形成に向けたトレーニングと支援をめぐる参加各国(14ヵ国)の発表にもとづき、各国の研究者と意見交換を行った。

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公開日: 2008-05-08   更新日: 2016-04-21  

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