研究分担者 |
秋田 美代 鳴門教育大学, 学校教育学部, 助教授 (80359918)
跡部 紘三 岡山大学, 教育学部, 教授 (90027467)
村田 勝夫 鳴門教育大学, 学校教育学部, 教授 (60028206)
佐藤 勝幸 鳴門教育大学, 学校教育学部, 助教授 (80187179)
今倉 康宏 鳴門教育大学, 学校教育学部, 教授 (10112640)
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研究概要 |
本研究は,教員養成大学大学院の海外分校設置に向けての大学院カリキュラム・履修方法等の開発についての学術調査を行うことを目的とする。 この目的を遂行するため,平成18年度は以下の学術調査研究を行った。 (1)平成18年5月にラオス教育副大臣(現教育大臣),教育省教員養成局局長(現教育副大臣)と研究打ち合わせを行い,研究を進めるための協力の快諾を得るとともに,ラオス教育省からラオスの教育の将来展望を踏まえた教育計画について説明があり,大学院設置に対して,国として歓迎するとの意向を受けた。 (2)平成18年8月にラオス教員養成学校学部の数学カリキュラム,平成19年1月〜2月に教員養成学校学部の物理,化学,生物のカリキュラム調査を行った。 (3)上の(2)の調査に合わせて,ラオスの小・中・高等学校の教育状況,とりわけ小・中・高等学校の就学率,進学率,教育を困難としている原因等について学術調査を行った。 (4)平成18年5月及び12月に,ラオスの高等学校教員の研修(修士課程)協力を行っているタイのコンケン大学総長,教育学部学長と研究打ち合わせを行い,大学院分校のラオス設置に関して,相互協力を行うことの合意を得た。 (5)これらの学術調査及び研究打ち合わせをもとに,ラオスに適する大学院修士課程理数科コースのカリキュラム案(第1次)を作成した。
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