研究課題/領域番号 |
18403011
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
塩川 和夫 名古屋大学, 太陽地球環境研究所, 准教授 (80226092)
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研究分担者 |
西谷 望 名古屋大学, 太陽地球環境研究所, 准教授 (10218159)
大塚 雄一 名古屋大学, 太陽地球環境研究所, 助教 (40314025)
小川 忠彦 名古屋大学, 太陽地球環境研究所, 教授 (60271607)
関 華奈子 名古屋大学, 太陽地球環境研究所, 准教授 (20345854)
三好 由純 名古屋大学, 太陽地球環境研究所, 助教 (10377781)
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キーワード | オーロラ / 夜間大気光 / 大気重力波 / 人工衛星-地上共同観測 / 低緯度オーロラ / 磁気嵐 / 国際情報交換 / ロシア |
研究概要 |
1.平成19年4月に、ロシア極東域の現地対応研究者が所属するロシア科学アカデミー・IKIR研究所と、本研究の研究代表者が所属する名古屋大学太陽地球環境研究所の間で、今後の共同研究・観測を推進するための学術交流協定が締結された。 2.昨年度に引き続き、最終段階に入っている高感度全天カメラと誘導磁力計各2式の製作・校正実験を行い、完了させた。 3.平成19年6月末に、ロシア極東域・マガダンにあるIKIR研究所の観測所を研究代表者が訪問し、観測点の調査を行った。マガダンの機器設置に関しては、ロシア側に機器を送るための通関許可の取得に時間がかかるため、平成20年度夏期に行うこととした。 4.平成19年8月に、高感度全天カメラ、誘導磁力計1セットを、カムチャッカ・パラツンカにあるIKIR研究所に設置し、8月17日より自動観測を開始した。 5.北海道陸別観測所のSuperDARNレーダーは引き続き定常観測を継続し、平成19年度後半はパラツンカとの同時観測を行った。現在、パラツンカとの共同観測の初期成果を論文として執筆中である。 6.平成19年度前半に、STE研に所属する北海道母子里観測所(7月)と鹿児島県鹿児島観測所(9月)に既設の誘導磁力計を再校正し、また、記録計を64Hzサンプルの高時間分解能のものと交換することによって、パラツンカ・マガダンとの比較観測が行えるよう、整備した。 7.これらの観測計画や得られた成果を国内外の学会・研究会で紹介し、共同研究を促進した。
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