研究課題
最終年度であり、前年度までの成果を完全に仕上げるとともに、以下の項目を実施する。ネパールの地震防災に関する総合的検討カトマンズ盆地を典型的な研究サイトとして、地盤データベースの構築、世界文化遺産チャングナラヤニ寺院の保全、地震時の地すべり防災などの総合的検討を行った。地盤データベースは500本を超えるボーリングデータを入力し、地層図を作成した。これらは近いうちにウェブ上で公開する予定である。ネパールの地震防災に関する国際会議の実施平成20年11月には本調査で得られた成果と全世界で実施されているネパールの地震防災の成果を一堂に集めて、国際会議を実施し、学術情報の一元化をはかっている。ネパールの地震防災に関するプロポーザルの政府への提案得られた成果をネパール政府と討議し、実施可能性を政府レベルで検討している。それをもとにネパール地震防災アクションプランの策定をはかるようにネパール政府国家計画委員会と議論を進めている。防災教育実施ネットワークの構築とマスメディアを通しての防災啓蒙システムの確立ネパール全土の防災教育実施のネットワークの構築をはかるとともに、テレビ向けの地震防災番組を作成し、テレビ放映を通して啓蒙活動を進めた。ネパール国営放送とは連携協定を締結しており、番組さえ作成すれば放映してくれることになっている。
すべて 2009 2008
すべて 雑誌論文 (8件) (うち査読あり 6件) 学会発表 (5件) 図書 (1件)
Transport Geography (Elsevier) 最終受理済(未定)
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Proc., The First World Landslide Forum, 18-21November, 2008, Tokyo Vol. 1
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Geotechnical and Geological Engineering (Springer) DOI : 10.1007/s10706-008-9242-z(Onlinepublication)
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