研究課題
基盤研究(B)
テンタゲート式水門の動的不安定に対する安全対策手法について検討を行うために、米国で実用されているテンタゲートにおける振動実地調査、縮小モデルを用いた実験および理論解析を行った。第一に、米国・カリフォルニア州で実用されているテンタゲートについて、鋼棒切断加振法により、ゲートの水中での振動応答を計測し、その結果を用いて研究代表者・連携研究者らが導いたテンタゲートの動的不安定性に関する理論解析手法の検証を行った。さらに、ゲートの動的不安定を回避する手法を検討、提案した。第二に、テンタゲートの二次元モデルおよび三次元モデルを用いた実験を行い、ワイヤーロープの非線形性やスキンプレート両サイドの水密ゴムの摩擦が自励振動特性におよぼす影響を検討した。第三に、振動実地調査で得られた結果およびモデル実験の結果を元に、自励的定常振動を理論的に表現することを試みた。
すべて 2008 2007 2006
すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (14件)
」総合研究センター年報 第9号
ページ: 92-94
構造工学論文集 Vol. 53A
ページ: 589-596
大阪電気通信大学研究論集(自然科学編) 第41号
ページ: 49-57