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2008 年度 自己評価報告書

仏・西二カ国の定点観測型農村住宅変容過程追跡と循環型集落環境システムに関する研究

研究課題

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研究課題/領域番号 18404014
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分海外学術
研究分野 都市計画・建築計画
研究機関北海道大学

研究代表者

森下 満  北海道大学, 大学院・工学研究科, 助教 (10091513)

研究期間 (年度) 2006 – 2009
キーワード定点観測 / 農村住宅 / 変容過程 / 循環システム / 集落環境 / 農村計画 / 集落空間計画
研究概要

(1)本研究は、第2次大戦後長期間にわたってそれぞれ同一の農村住宅・集落を対象にして定期的、継続的に観察調査を行い、それぞれの方法で農村住宅・集落の変容過程とそのメカニズムを追跡しているフランス、スペイン及び日本の建築学・環境学・社会学の研究者が国際的な協調・共同体制をとり実施するユニークな学際型共同研究である。
(2)事前によく調整された同一の視点と方法で3カ国研究者の同時参加型調査をフランス、スペイン両国において実施することにより、それぞれの研究グループが各自の調査方針と基準で行っていた従来の方法では必ずしも明瞭にとらえられなかった新しい変容と維持のメカニズムを探り出すと同時に、それぞれの農村地域に特有の循環型生活と集落環境システムの実態及びその特性を解明し、別途実施する日本(北海道地区)の農村住宅・集落調査事例と比較検討する。これによりこれからの地球環境時代に重要性を増す地域循環型ライフスタイルと集落環境システムの再生・維持方法についてそのあり方を総合的、統一的に検証する。
(3)具体的には仏・西2カ国の定点観測対象農村集落・住宅において、共通の方式で、(1)集落の配置形態と土地利用・地域環境実態調査、(2)集落内農村住宅の間取りと住まい方の実態調査、(3)集落内農家の近隣生活実態調査及び営農実態調査をそれぞれ実施する。さらにこれらの調査資料を総合的に検討することにより、(4)各地域の農村住宅の変容過程と変容・維持・再生のメカニズムを検証すると同時に、(5)これからの循環型社会において望まれるライフスタイルと集落環境システムのあり方について検証を加え、同時に日本の場合と比較考察することにより、より多様でユニバーサルな農村住宅・集落環境像を提案する。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2008

すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] フランス中央山岳地帯の酪農村の集落空間構成-ロゼール県モンベル村のケーススタディ-日仏伊三カ国の定点観測型農村住宅変容過程追跡と循環型集落環境システムに関する研究・第一報2008

    • 著者名/発表者名
      森下満、住谷浩、月舘敏栄、西村伸也、足達健夫、鳥山香織、Philippe BONNIN、Jennifer HASAE
    • 雑誌名

      日本建築学会、北海道支部研究報告集 No.81

      ページ: 307-312

  • [学会発表] フランス中央山岳地帯の酪農村の集落空間構成-ロゼール県モンベル村のケーススタディ-2008

    • 著者名/発表者名
      森下満
    • 学会等名
      日本建築学会北海道支部
    • 発表場所
      札幌市・北海道工業大学
    • 年月日
      2008-06-28

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公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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