研究課題
基盤研究(B)
タイ南部の泥炭湿地域を対象としたフィールド研究を行った。その結果、湛水深が深くなる場所では湿地林構成樹種を用いても通常の造林法では困難であり、湛水順化処理を植栽前に施すことによって苗木の生残率が改善することがわかった。泥炭湿地の環境に適合した樹種をいくつか選抜することができた。選抜された樹種の1つであるMelaleucacajuputiを常時湛水する湿地に植栽した場合、年間6 tC ha^(-1)程度の炭素吸収源となり、泥炭生成速度は0.6 tC ha^(-1)y^(-1)程度になると推定できた。
すべて 2009 2008 2007 2006
すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (7件)
Photosynthetica 45
ページ: 153-155
熱帯林業 66
ページ: 29-37