研究課題/領域番号 |
18405043
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
環境農学
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研究機関 | 島根大学 |
研究代表者 |
増永 二之 島根大学, 生物資源科学部, 教授 (10325045)
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連携研究者 |
武田 育郎 島根大学, 生物資源科学部, 教授 (60227022)
松本 真悟 島根大学, 生物資源科学部, 准教授 (00346371)
宗村 広昭 島根大学, 生物資源科学部, 助教 (90403443)
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研究協力者 |
フスナイン インドネシアボゴール土壌研究所, 研究員
ダルマワン インドネシア アンダラス大学, 農学部, 講師
陳 中国 浙江大学, 部, 博士研究員
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研究期間 (年度) |
2006 – 2008
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キーワード | インドネシア / 持続的農業 / 緑の革命 / 水田土壌 / 集水域 / 土地利用 / 土壌侵食 |
研究概要 |
インドネシアにおいて、過去30年間行われてきた近代的農法による集約的稲作は、水田土壌中の炭素や窒素および施肥由来の窒素・リンなどの増加をもたらし、逆に可給態ケイ酸の減少をもたらした。また、集水域内の土地利用管理形態の違いは土壌および河川・灌漑水質に影響を及ぼし、上流域での土地利用の変化が下流域の農業生産に影響を及ぼしていることを示した。例えばケイ酸については、環境水中への窒素・リンの負荷がケイ藻などの繁茂による環境水からのケイ酸の消費を促進し、下流域の水田へのケイ酸の供給を減少させていた。
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