研究課題
基盤研究(B)
本研究では大気汚染地域として知られている南カリフォルニア・リバーサイドで採取した大気中揮発性成分およびディーゼル排気曝露動物を用いて、タンパク質と共有結合する1, 2-ナフトキノンのような親電子性物質を認識する抗体の作成、本抗体の特異性、大気中揮発性成分に存在する親電子性物質とその分子標的について検討した。その結果、当該大気サンプル中には、1, 2-ナフトキノンとは異なる親電子性物質(群)が複数存在し、それらは細胞内レドックスセンサーであるPTP1Bに共有結合することで本酵素活性を低下させることが示唆された。
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