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2006 年度 実績報告書

フォーム変換仕様記述に基づくWebアプリケーション構築技法の研究

研究課題

研究課題/領域番号 18500028
研究種目

基盤研究(C)

研究機関明治大学

研究代表者

中所 武司  明治大学, 理工学部, 教授 (70257129)

キーワードWebアプリケーション / Webサービス / Webサービス連携 / フォーム変換 / XML / XSLT
研究概要

現在、ソフトウェアからサービスへの視点の移行に関心が高まっているが、実際の具体的な適用技術は従来の延長線のものが多い。また、これらは、情報処理専門家主導の開発を前提としており、業務専門家主導の開発を支援するような技術を提供していない。そこで、本研究では、業務の専門家に理解容易なフォームの概念を中心に置き、フォームの定義と、そのフォーム間の変換方法の定義によってシステムの仕様を記述する方法を研究開発し、業務の専門家主導での短期開発と継続的保守を実現することを目的とする。
フォーム変換については、いくつかの方法が考えられるが、XSLTを用いる方法を研究試作した。XML形式の個人別履修情報と試験時間割表の2つの入力から個人別試験時間割表を出力する例である。この方法では、エンドユーザ向けにXSLT記述を支援するビジュアルツールを開発した。
エンドユーザにXMLやXSLTの構造を一切意識させない方法として、入力フォームと出力フォームの項目間の関係をマウス操作だけで定義する方法を考案した.特定の入出力フォームに関して定義した変換手順を用いて、同じ形式の入出力フォーム間の変換を自動実行する.本方式のフォーム変換手順を定義するシステムと定義したフォーム変換手順にしたがってアプリケーションを実行するシステムをXML, Java Servlet, JavaScriptを用いて試作し,その有効性を確認した.

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2007

すべて 雑誌論文 (2件)

  • [雑誌論文] Web Service Integration Based on Abstract Forms in XML, for End-user Initiative Development2007

    • 著者名/発表者名
      Takeshi Chusho, et al.
    • 雑誌名

      Proc. The 2007 IAENG International Conference on Internet Computing and Web Service

      ページ: 950-957

  • [雑誌論文] エンドユーザ主導の要求記述のためのフォーム変換定義法2007

    • 著者名/発表者名
      中所武司
    • 雑誌名

      情報処理学会 ウィンターワークショップ2007・イン・那覇 論文集

      ページ: 49-50

URL: 

公開日: 2008-05-08   更新日: 2016-04-21  

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