研究概要 |
1.サンプリング測定を利用したネットワーク管理法 (1)単位時間あたりのトラフィック量からルータ内部で発生するロスを評価する手法を提案し,論文を投稿中. (2)トラフィック量に測定負荷が非依存な「定周期サンプリング」の概念と,同概念に基づくフローレイト(フロー単位の利用帯域)推定手法を国際会議,学術論文で発表した. (雑誌論文3件(内1件投稿中),国際学会発表1件) 2.オーバレイネットワークの自律分散制御 各ノードが自分を頂点とする部分最短配信木を自律分散構築し,部分最短配信木に沿ってメッセージを配信することで,効率的にネットワークブロードキャストを行う手法を提案した。(雑誌論文2件) 3.センサネットワークの被覆特性 (1)センサがランダム配置されたセンサネットワークによる侵入物体の検出特性を評価した. (2)上記センサネットワークにより,侵入物体の大きさ・形状を推定する手法を考案した。 (雑誌論文2件(内1件2008年) 4.その他 (1)IPトレースバックの検出効率性を統一的に評価できる手法を考案した。(雑誌論文2件) (2)ユーザの移動を考慮した携帯電話網の品質評価モデルの性能評価法を国際会議,学術論文で発表した。 (雑誌論文2件) (3)部分的に与えられたトラフィック情報からネットワークの性能を評価する手法を提案した。 (雑誌論文1件,国内学会発表1件)
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