研究概要 |
1.オーバレイネットワークの自律分散制御 (1)各ノードが自分を頂点とする部分最短配信木を自律分散構築し,部分最短配信木に沿ってメッセージを配信することで,効率的にネットワークブロードキャストを行う手法を提案した. (2)上記の手法を拡張することにより,非構造型P2Pにおいて経路制御を導入する仕組みを提案した.(雑誌論文1件,学会発表1件) 2.センサネットワークの被覆特性 (1)多数のセンサが空間定常に配置されたセンサネットワークによる侵入物体の検出特性を評価した. (2)上記センサネットワークにより,侵入物体の大きさ・形状を推定する手法を考案した.(雑誌論文2件(内1件は2009年度の掲載予定),学会発表4件) 3.一定周期で計測された入力量に基づく待ち行列性能推定 一定周期で計測された入力トラフィック量の時系列データに基づき,有限容量単一サーバ待ち行列システムの性能を評価する手法を提案した.(雑誌論文1件) 4.その他 インターネット性能解析手法の最近の研究動向に関する解説記事を執筆した.記事において,本研究課題の成果についても一部解説している.(雑誌論文1件)
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