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2006 年度 実績報告書

Ajaxによる日本現存朝鮮古書印影写真画像データベース検索ツールの研究

研究課題

研究課題/領域番号 18500079
研究種目

基盤研究(C)

研究機関富山大学

研究代表者

高井 正三  富山大学, 総合情報基盤センター, 教授 (80206705)

研究分担者 藤本 幸夫  富山大学, 人文学部, 教授 (70093458)
キーワードWebDB情報システム / Ajax技法 / 古文書DB / 印影画像DB / 画像検索
研究概要

本研究の目標は,刻手の印影画像と古文書の写真画像をデータベースに組み込込めるようDBシステムを再編成し,Ajaxによる画像データベース検索ツールを研究開発することであり,今年度は以下の実施手順にて研究を進めた.
(1)刻手の印影画像と古文書の写真画像の入力
古文書の写真画像は4,561枚を,フィルム画像は11,135枚を入力し,そのメタデータを収録してきた.写真画像は1200dpiで,tiff形式で収録し,古文書部分の切り出しを行い,png形式で保存した.35mフィルム画像は,4,000dpiで収録し,オリジナルはtiff形式,切り出し画像はpng形式で保存した.印影画像の切り出しはこれからである.
(2)Ajax(Asynchronous JavaScript+XML)技法の研究
Ajax技法については,研究書籍を蒐集し,システムの試作とテストを行った.
(3)Ajax技法による画像検索ツールの構築・テスト
古文書画像1枚について,Ajax技法を用いた上下左右の画面遷移なし移動と,拡大縮小を行えるように画像検索システムを試作した.
(4)日本現存朝鮮古書データベースDOKBへの画像データ追加によるDBの再編成
データベースの設計段階で終わった.
(5)Ajaxによる検索語推測システムの研究,開発
検索語類推システムについては,書名及び撰者名についてローマ字入力による検索語類推表示システムを試作した.
Ajax技法による開発の途中成果については,平成18年度の電気関係学会北陸支部連合大会に3件の発表を行った.また,Javaフレームワークによる古文書DBに関する研究は,学術情報処理研究会で発表した.更に,米国で開催の第30回Unicode国際会議に参加して,DBシステムのレビューを行った.

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2008 2006

すべて 雑誌論文 (4件)

  • [雑誌論文] Javaフレームワークによる古文書データベース・システムの開発2008

    • 著者名/発表者名
      高井正三, 喜多啓太, 米田恭章
    • 雑誌名

      学術情報処理研究 Vol.10

      ページ: 65-70

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [雑誌論文] Ajaxによる古文書画像閲覧システムの一提案2006

    • 著者名/発表者名
      喜多啓太, 米田恭章, 高井正三
    • 雑誌名

      平成18年度電気関係学会北陸支部連合大会講演論文集 平成18年度

      ページ: E-81

  • [雑誌論文] Ajaxによる古文書向け文字検索支援ツールの一提案2006

    • 著者名/発表者名
      米田恭章, 喜多啓太, 高井正三
    • 雑誌名

      平成18年度電気関係学会北陸支部連合大会講演論文集 平成18年度

      ページ: E-82

  • [雑誌論文] Ajaxによる古文書データベース検索語類推支援ツールの一提案2006

    • 著者名/発表者名
      高井正三, 喜多啓太, 米田恭章
    • 雑誌名

      平成18年度電気関係学会北陸支部連合大会講演論文集 平成18年度

      ページ: E-83

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公開日: 2008-05-08   更新日: 2016-04-21  

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