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2006 年度 実績報告書

デュアルリフティングウェーブレットの学習理論の構築と3次元入力デバイスの開発

研究課題

研究課題/領域番号 18500123
研究種目

基盤研究(C)

研究機関弓削商船高等専門学校

研究代表者

葛目 幸一  弓削商船高等専門学校, 情報工学科, 教授 (80225151)

研究分担者 田房 友典  弓削商船高等専門学校, 情報工学科, 准教授 (20321507)
徳田 誠  弓削商船高等専門学校, 情報工学科, 講師 (20413859)
キーワードウェーブレット / 学習 / デュアルリフティング / 3次元入力デバイス
研究概要

(1)デュアルリフティングウェーブレットの学習理論の定式化
リフティング・ウェーブレットフィルタの設計式に含まれる自由パラメータを信号の高周波成分の特徴に応じて学習する従来の方法を拡張し、低周波成分の学習も行うデュアルリフティングウェーブレット変換の学習理論を定式化に関して研究を実施した。
実際に計測した3次元加速度データに対してDyadicウェーブレット変換を施し、信号の低周波成分の学習方法を検討したが、低周波成分のみでは正確な信号検出はできないことが明らかになった。このため高周波成分をも含めた学習方法をH19年度に検討する。
(2)リフティングDyadic wavelet変換を検証するための歯音信号収集システムの構築
3次元加速度データは、速度、距離データに変換する場合、雑音の影響が大きいため信号の学習が正常に行われない要因となっている。そこで、(1)の研究に利用することを目的に加速度データと比較してより処理が容易な歯の接触信号を収集するシステムを構築した。
(3)歯の接触音を用いた自立学習型ユーザインターフェースの検討
(2)の研究の副産物として、歯の接触音を用いたユーザインターフェースの基礎検討を行った。本システムには、歯音の検出にリフティングDyadicウェーブレット変換を採用しており、将来(1)の研究結果を本システムに組み込むことで信号検出精度の向上はかることが期待できる。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2007 2006

すべて 雑誌論文 (4件)

  • [雑誌論文] 個人特性適応歯型音インターフェースの開発とECSへの応用2007

    • 著者名/発表者名
      葛目幸一
    • 雑誌名

      電子情報通信学会 技術研究j報告(福祉情報工学研究会) WT2006-126

      ページ: 121-126

  • [雑誌論文] 適応むだ次官補償器を有する多重ループ型I-PD制御系の一設計2007

    • 著者名/発表者名
      徳田誠
    • 雑誌名

      弓削商船高専紀要 第29号

      ページ: 111-115

  • [雑誌論文] Hands-free Man-machine Interface Device Using Tooth-touch Sounds for Disabled Persons2006

    • 著者名/発表者名
      葛目幸一
    • 雑誌名

      Proceedings of International Conference on disabled, Virtual Reality and Associate Technology, Denmark

      ページ: 147-152

  • [雑誌論文] Waveletに変換による歯音の検出とハードウェア化に関する研究2006

    • 著者名/発表者名
      葛目幸一
    • 雑誌名

      電気関係学会中国支部連合大会・講演会

      ページ: 33

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公開日: 2008-05-08   更新日: 2016-04-21  

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