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2008 年度 研究成果報告書

戦前期中国東北部刊行日本語資料の書誌的研究

研究課題

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研究課題/領域番号 18500190
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 情報図書館学・人文社会情報学
研究機関京都ノートルダム女子大学

研究代表者

岡村 敬二  京都ノートルダム女子大学, 人間文化学部・人間文化学科, 教授 (90310664)

研究期間 (年度) 2006 – 2008
キーワード満洲 / 出版法制 / 検閲 / 目次 / 月刊満洲 / 月刊撫順 / 新京図書館 / 竹中英太郎
研究概要

この研究では、中国東北部で出版された刊行物のうち、日本支配下満洲時期に出版された雑誌の概要を明らかにしようとした。具体的には、この時期の出版法制や官庁刊行物・総合雑誌の一覧を作成し、解題や目次一覧を作成した。その結果、満洲の出版法制についてはその輪郭を提示できた。また大衆誌で、昭和3年から終戦期まで刊行された『月刊撫順』『月刊満洲』の解題や目次一覧も作成し、それらを研究成果報告書(198p)として公刊した。満洲期の雑誌刊行事情の一端を明らかにし得たと考えている。

  • 研究成果

    (9件)

すべて 2009 2008 2007 2006

すべて 雑誌論文 (3件) 学会発表 (3件) 図書 (3件)

  • [雑誌論文] 「満洲国の文化政策と京都の学者たち」「日満文化協会の創設」「内藤湖南と満洲」「京都の美術家と満洲国」2008

    • 著者名/発表者名
      岡村敬二
    • 雑誌名

      『みやこの近代』(円山宏伊從勉高木博志編)(思文閣出版)

      ページ: 229-236

  • [雑誌論文] 「明治大正における印刷・メディアの役割」(パネラーとしての発言)2008

    • 著者名/発表者名
      岡村敬二
    • 雑誌名

      『東アジアの出版と地域文化 : むかしの本のものがたり』(磯部彰編)

      ページ: 165-191

  • [雑誌論文] 満鉄図書館2006

    • 著者名/発表者名
      岡村敬二
    • 雑誌名

      『別冊環12満鉄とは何だったのか』(藤原書店)

      ページ: 242-243

  • [学会発表] 「満洲国」期の<大連・奉天・新京>三都比較論-創出された文化資源の諸相から2008

    • 学会等名
      京都ノートルダム女子大学大学院人間文化専攻「文化の航跡」研究会
    • 発表場所
      本学
    • 年月日
      2008-01-31
  • [学会発表] 蔵書、その時代の過ごし方-「満洲」に遺された書物を中心に2007

    • 学会等名
      近代古都研究会
    • 発表場所
      於京都大学人文科学研究所
    • 年月日
      2007-06-16
  • [学会発表] シンポジウム「東アジアの出版と地域文化」2006

    • 学会等名
      「日本近代編「明治大正における印刷・メディアの役割」」のパネラーとして参加
    • 発表場所
      パシフィコ横浜会議センター
    • 年月日
      20060806-07
  • [図書] 研究成果報告書『戦前期中国東北部刊行日本語資料の書誌的研究』2009

    • 著者名/発表者名
      岡村敬二
    • 総ページ数
      198
  • [図書] 満洲国出版目録2008

    • 著者名/発表者名
      岡村敬二(編輯)
    • 総ページ数
      0
    • 出版者
      金沢文圃閣
  • [図書] 日満文化協会の歴史-草創期を中心に2006

    • 著者名/発表者名
      岡村敬二
    • 総ページ数
      302, 14
    • 出版者
      私家版

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公開日: 2010-06-10   更新日: 2016-04-21  

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