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2006 年度 実績報告書

情報システムモデリングのための体系的整理と設計支援教材の開発

研究課題

研究課題/領域番号 18500193
研究種目

基盤研究(C)

研究機関静岡大学

研究代表者

市川 照久  静岡大学, 情報学部, 教授 (90319020)

研究分担者 杉山 岳弘  静岡大学, 情報学部, 助教授 (70293595)
佐藤 哲也  静岡大学, 情報学部, 助教授 (70322089)
キーワード情報システムモデル / モデリング / ゲーミング / コンテンツデザイン
研究概要

本研究は,社会情報システムの構築にあたり,もっとも基礎的な能力であるシステムモデリング分野の体系的整理とその指導のための教材の開発を目的とするものである。モデリングを理解させるためには,現実の社会やビジネスプロセスに対する理解が必要であり,この点が大学生に対するモデリング教育の困難さの一つとなっている。そこで,本研究では,大学生に関心の高いゲーム設計を一つの題材として取り上げ,モデリング技術の教育に取り組むことを特徴としている。
初年度は,以下の5つのテーマに関する研究開発を行った。
1.モデリングに関する教材開発の準備のため,既存のモデリング方法論に関連する各分野の既存研究の整理を行った。
2.モデリングの適用事例を集め,成功事例と失敗事例の違いを分析し,影響する要因を洗い出した。
3.公共性の高い社会情報システムである電子政府,電子自治体などの施策で導入された情報システムの事例を収集し,設計のポイントやプロセスの要件を洗い出した。
4.教育用ゲームのデザイン方法論を整理し,実際の事例を収集して,モデリングの方法論としてゲームデザインを位置付けるためのゲームデザイン手法の研究を行った。
5.具体的な事例ベースにコンテンツの制作と運用を行い,その中からコンテンツの開発・運用の方法論とガイドラインを研究した。
以上の研究成果は教材としてまとめながら,ISプログラムのコア科目である「モデリング」,「情報システムデザイン」,「コンテンツマネジメント」など19年度の授業に活かす予定である。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2006 その他

すべて 雑誌論文 (3件)

  • [雑誌論文] 地震災害時における要擁護者のための情報伝達システムの考察2006

    • 著者名/発表者名
      渡辺賢聖, 市川照久
    • 雑誌名

      情報処理学会研究報告[情報システムと社会環境] Vo1.2006,No.92

      ページ: 25-29

  • [雑誌論文] 情報システム設計演習のためのコミュニケーションを重視したCSCL環境の開発2006

    • 著者名/発表者名
      中村仁昭, 小久保幹紀, 市川照久
    • 雑誌名

      情報処理学会研究報告[情報システムと社会環境] Vol.2006,No.114

      ページ: 47-52

  • [雑誌論文] Learning Communities for Information Systems Design Class with Process Model Approach

    • 著者名/発表者名
      Kokubo M., Nakamura M., Ichikawa T.
    • 雑誌名

      KES2007 (投稿中(採録済))

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公開日: 2008-05-08   更新日: 2016-04-21  

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