研究課題/領域番号 |
18500261
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
青木 茂樹 東京大学, 医学部附属病院, 准教授 (80222470)
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研究分担者 |
阿部 修 東京大学, 医学部・附属病院, 准教授 (50302716)
増谷 佳孝 東京大学, 医学部・附属病院, 講師 (20345193)
笠井 清登 東京大学, 医学部・附属病院, 教授 (80322056)
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キーワード | 拡散テンソル / MRI / 脳白質 / 錐体路 / 脳梗塞 / 標準脳 / 拡散テンソルtrastography / 高磁場MRI |
研究概要 |
昨年につづき,拡散テンソルtractography作成ソフトの改良と,脳腫瘍、脳梗塞、脳動静脈奇形などの臨床応用を行った. 錐体路のtractographyにつき、精度の検証を続けた。 平成20年度では、今まで主に用いてきたGE社製のMRIのみならず、フィリップス社製、Siemens社製のMRI装置を用いた拡散テンソルtractographyを試みた。標準化に向けての検討を開始した。 GE社の3T MRI装置での拡散テンソル撮像は、信号雑音比の改善などにより、空間分解能の高い、良好な画質のデータが得られ、拡散テンソルtractographyの作成に大いに有用であった。同様にフィリップス社製の3T MRIでも良好なtractographyを描くことができた。FA値の違いなども許容範囲であった。 正常での錐体路を標準脳上にmappingを行い、現在その妥当性を検討している。FSLを用いた、Probabilistic tractographyとの比較検討も開始した。
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