(1)先行研究で行ったヒトの実験と同じ視覚刺激装置を立ち上げた(実験設備の設置、調整)。 (2)視覚刺激が、先行研究と同じかどうかのチェックを行った(実験設備の校正、チェック)。 (3)サルの視力が、眼前23cm〜38cmの範囲で確保されているかの実験を行い、行動実験学的に正常に見えていることを確認した(視力の確認作業、基本的な実験条件の詰め)。 (4)サイン波状グレーティングによる、放射状運動視覚刺激に対する輻輳・解散眼球運動の空間周波数特性、及び、コントラスト依存特性を一頭のサルについて取得し、ヒトのデータ、及び、追従眼球運動時のデータとの比較を行った(実験遂行に必要な、基礎データの取得等)。 (5)Missing Fundamental patternによる、放射状運動視覚刺激に対する反応を記録し、Fundamentalパタンに対する反応の方向と逆向きで出ることを確かめた(目標の実験データの取得)。 (6)上、(4)と(5)の結果を、H19年3月の日本生理学会大会にて、口頭発表を行った(初期的に得られたデータの発表)。 (7)データの検証の為、別の固体による検証実験を行うために、動物の訓練を開始した(結果の検証実験の準備開始)。
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