研究概要 |
MR撮像に用いられる傾斜磁場がMR装置内でほぼ線形に変化することに着目し, 治療デバイス先端に傾斜磁場による磁束の変化をとらえるコイルを配置して, リアルタイムで治療デバイスの位置・姿勢を測定するシステム, また治療デバイス先端にMR画像で高輝度となるマーカを取り付け, 多方向からのプロジェクションデータを解析することによりデバイスの位置・姿勢を検出するシステムを提案した。更に, MR装置と内視鏡を融合させたMR-内視鏡システムにおいて, これらの位置姿勢検出システムから得られた情報をもとに, 内視鏡の光学像とMR画像の重畳表示を行った.
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