研究課題/領域番号 |
18500459
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研究種目 |
基盤研究(C)
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研究機関 | 福島大学 |
研究代表者 |
菅家 礼子 福島大学, 人間発達文化学類, 教授 (90134155)
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研究分担者 |
小川 宏 福島大学, 人間発達文化学類, 助教授 (50224118)
杉浦 弘一 福島大学, 人間発達文化学類, 助教授 (30292452)
安田 俊広 福島大学, 人間発達文化学類, 助教授 (50323184)
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キーワード | 身体リテラシー / e-ラーニング / 日常生活活動量 |
研究概要 |
今年度を研究の準備期と位置づけ、下記の内容について研究を進めた。 1.e-ラーニングコンテンツ及びシステム開発 第1版作成に向けた基礎データの収集とともに、学生の身体リテラシー(知的側面)獲得を支援するWBLシステム(「e-Karada」)のコンテンツについて、その基本方向を検討し、開発戦略を具体化した。あわせて開発環境の整備を行った。 2.身体活動量開発 一般成人を対象とした国際標準化身体活動量質問票(IPAQ)を基に、学生の日常生活に即して、授業、移動、課外活動、アルバイト、自宅での勉強、余暇活動、不活動などの分野項目を盛り込んだ学生版日常生活活動量質問票(FUPAQ)を作成した。学生100名(男女各50名)を対象に、携帯型身体活動量測定器(ライフコーダ:スズケン)を用いて、日常生活活動量を測定するとともに、IPAQとFUPAQの両方の質問紙を用いて、測定期間中(平成18年10月〜12月)の生活状況を調査した。それらの相関の程度を比較することにより、FUPAQ有用性を検討した結果、運動セルフエフィカシー得点を学生の運動に取り組む姿勢の変化を捉える評価尺度として用いることの有用性が示唆された。
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