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2007 年度 実績報告書

ジュニア期における球技スポーツ選手の効果的指導法に関する基礎的研究

研究課題

研究課題/領域番号 18500500
研究機関武庫川女子大学

研究代表者

會田 宏  武庫川女子大学, 文学部, 准教授 (90241801)

キーワード球技スポーツ / 一流競技選手 / 動きのコツ
研究概要

本研究の目的は,状況判断,相手との駆け引き,味方とのあわせといった戦術的な要素が指導場面で強調されることが多い球技スポーツにおいて,一流競技選手の持つ動きのコツ(「どのような感じで動くとできるのか」といった主観的な情報)を,アンケートとインタビューによって調査し,(1)一流競技選手の持つ実践知を知識化すること,(2)ジュニア期における球技選手の効果的な指導に役立つ知見として実践現場に提供することである。
平成19年度は,これまでに行ったインタビュー調査結果を検討し、まず,国際レベルで活躍したハンドボールのゴールキーパーの動きのコツを知識化し,効果的な指導に役立つ知見を明らかにした。〔掲載:「国際レベルで活躍したゴールキーパーの動きのコツに関する事例研究」(財)日本ハンドボール協会ハンドボール研究,9:69-74.〕
次に,国際レベルで活躍したハンドボールのゴールキーパーとシューターの動きのコツを,現象学的態度を持ち合わせて質的に分析し,卓越した選手の個人戦術の実践知について明らかにするとともに,個人戦術の達成力の向上に寄与できる知見を導いた。〔掲載:「ハンドボールのシュート局面における個人戦術の実践知に関する質的研究:国際レベルで活躍したゴールキーパーとシューターの語りを手がかりに」体育学研究,53(1):61-74.〕
さらに,国際レベルで活躍したハンドボール選手の動きのコツの事例を冊子にまとめ,主にジュニア期の指導者に配布した。また,調査結果の一部をハンドボールの専門月刊誌で発表し,ジュニア期における球技選手の効果的な指導に役立つ知見を,広く実践現場に提供した。〔掲載:(株)スポーツイベント「ハンドボール」(2007年7月号,2007年12月号)〕

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2008 2007

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 1件)

  • [雑誌論文] ハンドボールのシュート局面における個人戦術の実践知に関する質的研究:国際レベルで活躍したゴールキーパーとシューターの語りを手がかりに2008

    • 著者名/発表者名
      会田 宏
    • 雑誌名

      体育学研究 第53巻第1号

      ページ: 61-74

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 国際レベルで活躍したゴールキーパーの動きのコツに関する事例研究2007

    • 著者名/発表者名
      会田 宏
    • 雑誌名

      (財)日本ハンドボール協会ハンドボール研究 第9号

      ページ: 69-74

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公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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