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2007 年度 実績報告書

英国に残存する民俗フットボールの研究-存続意義とスポーツの近代化の過程の考察

研究課題

研究課題/領域番号 18500503
研究機関名古屋短期大学

研究代表者

吉田 文久  名古屋短期大学, 保育科, 教授 (30191571)

キーワード民俗フットボール / 存続意義 / 担い手 / 多様性 / 変容
研究概要

まず、平成19年度は、研究実施計画に挙げていたように、7月30日から8月4日までデンマークのコペンハーゲン大学で行われた国際スボーツ社会学会(ISSA)と国際体育・スボーツ史学会(ISHPES)の合同国際会議において「スコツドラシドに残存する民族フットボールの研究-その相違点と類似性について-」(Investigation of the Folk Football Game Surviving in Scotland -the differences and Similarities-)というタイトルでポスター発表を行った。それまでに行っていた調査・研究成果に平成18年度に実施した調査及び収集した資料を生かし、年度当初からその準備にあたった。会議では、いくつかの国の研究者から質問を受け、貴重な意見を聞くことができ、またその後の情報交流を約束することもできた。この発表内容は、平成20年度に日本体育学会発行の国際誌(電子ジャーナル)であるInterpational Journal of Sport and Health Science誌に投稿する予症である。
一方、調査活動としては、当初はイングランド中部のアサーストンAtherston及びアッシュボーンAshbourneを訪れ、そこに残存する民族フットボール・ゲームを観戦し、資料収集にあたる計画であった。しかしながら、校務め都合により、それらが行われる告解火曜日Shrove Tuesday及び灰の水曜日Ash Wednesdayに出かけることができなくなったため、当初平成20年度に訪れる予定をしていた。
このワーキントンでは、イースターEasterの期間に3回(Good Friday、Easter Tuesday、the following Saturday)ゲームが行われるが、今回の調査は、はじめのふたつのゲームにとどまった。これは、最後のゲワムが行われる日が年度の末月であったためである。調査に出かけるまでは、一国内でインターネットによるゲームの情報収集、そしてこれまでに集めた資料の中でゲームに関する記述を抽出し、ゲームの理解を深めた。現地では、ゲームを記録し、現地でなければ入手できないいくつかの資料を手に入れるとともに、ゲームをコーディネイトしている人物へのインタビュー、ボールの始球を務める人物へのインタビューも行うことができ、今後の交流も約束できた。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2007

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] Investigation of the Folk Football Games Surviving in Scotland-the differences and similarities-2007

    • 著者名/発表者名
      吉田 文久
    • 学会等名
      国際スポーツ社会学会及び国際体育・スポーツ史学会合同会議
    • 発表場所
      コペンハーゲン大学(デンマーク)
    • 年月日
      2007-08-02

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公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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