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2006 年度 実績報告書

問題解決型学習法を主体とした思春期健康支援プログラムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 18500520
研究種目

基盤研究(C)

研究機関筑波大学

研究代表者

村井 文江  筑波大学, 大学院人間総合科学研究科, 助教授 (40229943)

研究分担者 高田 ゆり子  筑波大学, 大学院人間総合科学研究科, 教授 (90336660)
安梅 勅江  筑波大学, 大学院人間総合科学研究科, 教授 (20201907)
樋之津 淳子  札幌市立大学, 看護学部, 教授 (90230656)
坂田 由美子  鹿児島大学, 医学部, 教授 (30347372)
キーワード健康教育 / ヘルスプロモーション / 問題解決型学習法 / ピアエデュケーション / 思春期 / ライフスキル
研究概要

プログラム開発と平行して、健康支援プログラム実施するためのフィールドを決定するために、県を通じて研究協力依頼を市町村に行った。結果、茨城県内の一市町村と連携し思春期の健康支援プログラムを実施することとなった。連携する市町村では、すでに10年間、小学校から高校生を対象とする性教育を実施している。今回の研究では、既存のプログラムを修正していくのではなく、他に新たな健康支援プログラムを展開し評価することで了解が得られた。将来的には、これらを一体化していく計画である。最初に実施するプログラムは、研究者の研究および教育経験を生かして、高校生女子を対象として、月経および月経随伴症状から自分自身の健康を見直し、健康に過ごすための対処をそれぞれが考案して実行するものとした。教育方法としては、文献検討の結果から、大学生のピアリーダと協働しながら問題解決型学習方法(PBL)を基盤としてライフスキル教育の考え方も取り入れ進めていくことした。ライフスキル教育の考え方を組み入れることで、適切な自己認識に立った意思決定・問題解決が期待される。プログラムの評価は、Donabedian(1987)の質の評価方法を基に実施していく。
ピアリーダーの養成については、学生で履修している科目も組み入れて実施しプログラムを構築した。このプログラムにおいてもライフスキル教育の考え方を取り入れた。
現状の思春期健康教育の評価については、文献検討が終了した。これについては、学会発表していく予定である。なお、実際に思春期教育に携わっている人たちからのインタビューについては、継続し実施していく予定である。

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公開日: 2008-05-08   更新日: 2016-04-21  

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